【完全版】リモートワークを制する!目的別オンラインコラボレーションツール15選
こんにちは、Maryです。
日本の大手メガベンチャーでPdMとして働いています。
フルリモートワークやハイブリッドワークなど、多様な働き方が広がる現代において、オンラインコラボレーションツールはもはや必須と言えるでしょう。
しかし、市場には数え切れないほどのツールが存在し、「どれを選べばいいのかわからない」「ツールを導入してみたものの、うまく活用できていない」という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、プロダクトマネージャーとして第一歩を踏み出した新人さんや、20代でさらなるスキルアップを目指すビジネスパーソンの方々に向けて、目的別に最適なオンラインコラボレーションツールを厳選しました。
それぞれのツールの特徴やメリット・デメリットを理解し、チームやプロジェクトに最適なツールを導入することで、コミュニケーションを活性化し、生産性を飛躍的に向上させることができます。
1. コミュニケーションツール
1-1. Slack
言わずと知れたビジネスチャットツールの大定番。チャンネルごとに話題を整理することで、情報共有をスムーズに行えます。
外部ツールとの連携も豊富で、自分たちのワークフローに合わせてカスタマイズできる点も魅力です。
- メリット
- 豊富な機能と高いカスタマイズ性
- 多くの企業で導入されているため、社外とのコミュニケーションにも便利
- 無料プランでも十分な機能を利用可能
- デメリット
- 多機能であるがゆえに、使いこなすまでにある程度の学習コストが必要
- プランによっては費用が高額になる
- こんな方におすすめ
- 複数プロジェクトを同時進行しているチーム
- 社外とのコミュニケーションが多いチーム
- ツールをカスタマイズして活用したいチーム
- 料金プラン
- フリープラン、プロプラン(月額850円/ユーザー)、ビジネスプラスプラン(月額1,600円/ユーザー)
- 公式サイト: https://slack.com/intl/ja-jp/
1-2. Microsoft Teams
チャット、ビデオ会議、ファイル共有など、多様な機能を備えたオールインワンツール。
Microsoft Office製品との連携がスムーズで、Microsoft 365ユーザーであれば、追加費用なしで利用できる点もメリットです。
- メリット
- 多機能で、これ一つで様々なコミュニケーションに対応可能
- Microsoft Office製品との親和性が高い
- セキュリティ対策も充実
- デメリット
- インターフェースが複雑で、使いこなすまでにある程度の時間が必要
- 無料プランでは機能が制限される
- こんな方におすすめ
- Microsoft Office製品をメインで使用しているチーム
- セキュリティを重視するチーム
- オールインワンツールで効率化を図りたいチーム
- 料金プラン
- Microsoft 365の各プランに含まれる
- 公式サイト: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software
1-3. Chatwork
シンプルで使いやすいインターフェースが特徴の、国産ビジネスチャットツール。
タスク管理機能やビデオ通話機能も備えており、コミュニケーションを効率化できます。
- メリット
- シンプルで操作がしやすい
- 国内企業での導入実績が多く、サポート体制も充実
- 比較的安価な料金プラン
- デメリット
- 外部ツールとの連携はSlackに比べて少ない
- 多機能なツールを求める場合は物足りなさを感じる可能性も
- こんな方におすすめ
- シンプルなツールで手軽にコミュニケーションを始めたいチーム
- コストを抑えたいチーム
- 国内企業とのやり取りが多いチーム
- 料金プラン
- フリープラン、ビジネスプラン(月額550円/ユーザー)、エンタープライズプラン(月額880円/ユーザー)
- 公式サイト: https://go.chatwork.com/ja/
2. ビデオ会議ツール
2-1. Zoom
高品質なビデオ会議と安定した接続が魅力。
画面共有、録画、ブレイクアウトルームなど、豊富な機能を備えており、大人数の会議やウェビナーにも対応できます。
- メリット
- 高画質・高音質で安定したビデオ会議を実現
- 多彩な機能で、様々な用途に対応可能
- 無料プランでも基本的な機能を利用可能
- デメリット
- セキュリティに関する懸念点が過去に指摘されたことも
- 多機能であるがゆえに、使いこなすまでにある程度の時間が必要
- こんな方におすすめ
- 大人数での会議やウェビナーを開催する機会が多いチーム
- 豊富な機能を活用したいチーム
- 料金プラン
- ベーシックプラン(無料)、プロプラン(月額2,000円/ホスト)、ビジネスプラン(月額2,700円/ホスト)
- 公式サイト: https://explore.zoom.us/ja/products/meetings/
2-2. Google Meet
Googleアカウントがあれば誰でも簡単に利用できるビデオ会議ツール。
GoogleカレンダーやGmailとの連携がスムーズで、会議のスケジュール調整や参加が容易に行えます。
- メリット
- Googleアカウントがあればすぐに利用可能
- Google Workspaceとの連携がスムーズ
- リアルタイム字幕機能など、便利な機能も搭載
- デメリット
- Zoomに比べると機能は少ない
- 無料版では会議時間に制限がある
- こんな方におすすめ
- Google Workspaceをメインで使用しているチーム
- シンプルな操作でビデオ会議を行いたいチーム
- コストを抑えたいチーム
- 料金プラン
- Google Workspaceの各プランに含まれる
- 公式サイト: https://workspace.google.co.jp/products/meet/
3. プロジェクト管理ツール
3-1. Trello
カンバン方式でタスクを視覚的に管理できるツール。
直感的な操作で、ITツールに不慣れな方でも簡単に使いこなせます。
- メリット
- シンプルでわかりやすいインターフェース
- ドラッグ&ドロップでタスクを簡単に移動できる
- 無料プランでも十分な機能を利用可能
- デメリット
- 大規模なプロジェクト管理には不向き
- ガントチャートなどの高度な機能は有料プランのみ
- こんな方におすすめ
- 小規模なプロジェクト管理
- タスクの進捗状況を視覚的に把握したいチーム
- シンプルなツールでタスク管理を始めたいチーム
- 料金プラン
- フリープラン、スタンダードプラン(月額600円/ユーザー)、プレミアムプラン(月額1,200円/ユーザー)、エンタープライズプラン(月額1,750円/ユーザー)
- 公式サイト: https://trello.com/home
3-2. Asana
タスク管理、プロジェクト管理、目標管理など、多機能なプロジェクト管理ツール。
チームの規模やプロジェクトに合わせて柔軟にカスタマイズできる点が魅力です。
- メリット
- 多機能で、様々なプロジェクトに対応可能
- ガントチャートやカレンダー表示など、多彩なビューでタスクを管理できる
- チームメンバーとのコミュニケーション機能も充実
- デメリット
- 多機能であるがゆえに、使いこなすまでにある程度の学習コストが必要
- 無料プランでは機能が制限される
- こんな方におすすめ
- 中規模~大規模なプロジェクト管理
- 多彩な機能を活用してプロジェクトを効率化したいチーム
- チームメンバーとのコミュニケーションを密にしたいチーム
- 料金プラン
- ベーシックプラン(無料)、プレミアムプラン(月額1,320円/ユーザー)、ビジネスプラン(月額3,080円/ユーザー)
- 公式サイト: https://asana.com/ja
3-3. Backlog
プロジェクト管理、バグ管理、Wikiなど、開発に必要な機能を網羅したツール。
特に、エンジニアチームでの利用に適しています。
- メリット
- 開発プロジェクトに特化した機能が充実
- ガントチャートやバーンダウンチャートなど、進捗管理に役立つ機能も搭載
- GitやSubversionとの連携も可能
- デメリット
- プロジェクト管理以外の用途には不向き
- 無料プランでは機能が制限される
- こんな方におすすめ
- ソフトウェア開発プロジェクト
- 進捗管理を徹底したいチーム
- GitやSubversionを利用しているチーム
- 料金プラン
- フリープラン、スタンダードプラン(月額1,100円/ユーザー)、プレミアムプラン(月額1,760円/ユーザー)
- 公式サイト: https://backlog.com/ja/
4. ファイル共有・共同編集ツール
4-1. Google Workspace
Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドなど、共同編集に便利なツールが揃っています。
リアルタイムで編集内容が反映されるため、スムーズな共同作業が可能です。
- メリット
- どこからでもアクセス可能
- リアルタイム共同編集で、作業効率が向上
- Google MeetやGmailとの連携がスムーズ
- デメリット
- オフラインでの利用には制限がある
- Microsoft Officeとの互換性に一部課題が残る
- こんな方におすすめ
- リアルタイムでの共同作業が多いチーム
- Google Workspaceをメインで使用しているチーム
- コストを抑えたいチーム
- 料金プラン
- Business Starter(月額680円/ユーザー)、Business Standard(月額1,360円/ユーザー)、Business Plus(月額2,040円/ユーザー)、Enterprise(要問い合わせ)
- 公式サイト: https://workspace.google.co.jp/
4-2. Microsoft 365
Word、Excel、PowerPointなど、お馴染みのOfficeアプリをクラウド上で利用できます。
共同編集機能やオンラインストレージ OneDrive も充実しており、場所を選ばずに作業できます。
- メリット
- Officeアプリをクラウド上で利用可能
- オフラインでも利用可能
- セキュリティ対策も充実
- デメリット
- プランによっては費用が高額になる
- Google Workspaceとの互換性に一部課題が残る
- こんな方におすすめ
- Officeアプリをメインで使用しているチーム
- オフラインでの作業が多いチーム
- セキュリティを重視するチーム
- 料金プラン
- Microsoft 365 Business Basic(月額650円/ユーザー)、Microsoft 365 Apps for business(月額900円/ユーザー)、Microsoft 365 Business Standard(月額1,360円/ユーザー)、Microsoft 365 Business Premium(月額2,390円/ユーザー)
- 公式サイト: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365
4-3. Dropbox
シンプルで使いやすいインターフェースが特徴のオンラインストレージサービス。
ファイル共有、同期、バージョン管理など、基本的な機能が充実しています。
- メリット
- シンプルで操作がしやすい
- 無料プランでも十分な容量を利用可能
- 様々なデバイスに対応
- デメリット
- 共同編集機能は限定的
- 大容量のファイルを扱う場合は、有料プランへの加入が必要
- こんな方におすすめ
- ファイル共有をメインに利用したいチーム
- シンプルなツールでファイル管理を始めたいチーム
- コストを抑えたいチーム
- 料金プラン
- Basicプラン(無料)、Plusプラン(月額1,200円)、Familyプラン(月額2,000円)、Professionalプラン(月額2,400円)、Standardプラン(月額1,800円/ユーザー)、Advancedプラン(月額3,000円/ユーザー)
- 公式サイト: https://www.dropbox.com/ja/
5. オンラインホワイトボードツール
5-1. Miro
オンラインでブレストやアイデア出し、マインドマップ作成など、多様な用途に活用できるホワイトボードツール。
豊富なテンプレートや図形が用意されており、視覚的にわかりやすい資料を作成できます。
- メリット
- 多彩な機能で、様々な用途に対応可能
- 豊富なテンプレートを活用できる
- 無料プランでも基本的な機能を利用可能
- デメリット
- 多機能であるがゆえに、使いこなすまでにある程度の時間が必要
- プランによっては費用が高額になる
- こんな方におすすめ
- ブレストやアイデア出しを頻繁に行うチーム
- 視覚的にわかりやすい資料を作成したいチーム
- 多彩な機能を活用したいチーム
- 料金プラン
- フリープラン、チームプラン(月額8ドル/ユーザー)、ビジネスプラン(月額16ドル/ユーザー)、エンタープライズプラン(要問い合わせ)
- 公式サイト: https://miro.com/ja/
5-2. Cacoo
フローチャートやワイヤーフレームなど、図解作成に特化したツール。
チームでリアルタイムに共同編集できるため、Webサイトやシステムの設計などに役立ちます。
- メリット
- 図解作成に特化した豊富な機能
- リアルタイム共同編集で、スムーズな作業が可能
- 日本語対応で、安心して利用できる
- デメリット
- ブレストやアイデア出しなど、図解作成以外の用途には不向き
- 無料プランでは機能が制限される
- こんな方におすすめ
- フローチャートやワイヤーフレームなど、図解作成が多いチーム
- Webサイトやシステムの設計を行うチーム
- リアルタイム共同編集で効率化を図りたいチーム
- 料金プラン
- チームプラン(月額5ドル/ユーザー)、エンタープライズプラン(要問い合わせ)
- 公式サイト: https://cacoo.com/ja/
まとめ|ツールを駆使して、リモートワークの生産性を最大化しよう!
今回は、リモートワークに役立つオンラインコラボレーションツールを目的別に15個ご紹介しました。
それぞれのツールには特徴やメリット・デメリットがあります。
チームの規模やプロジェクトの内容、そして予算に合わせて、最適なツールを選定しましょう。
そして、ツールを導入するだけでなく、チーム全体で効果的に活用することで、コミュニケーションを活性化し、リモートワークの生産性を最大化することができます。
参考文献
- リモートワークツールおすすめ15選を紹介!概要・機能・導入メリット・選び方のポイントまで解説
- 【2025年】コラボレーションツールのおすすめ10製品(全76製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも – ITreview
- 図解作成ツールおすすめ13選|フローチャートやUML、ワイヤーフレーム作成に
これらのサイトでは、今回ご紹介したツール以外にも、様々なオンラインコラボレーションツールが紹介されています。
最新の情報やユーザーレビューなども参考にしながら、ぜひあなたにぴったりのツールを見つけてくださいね。